
私たちの体の健康を保つことに睡眠というのはとても重要な役割を果たしています
もしも眠る事をしなかったら、私たちは生きていくことができませんから、睡眠というものは本当に大切なことになってきます
そして睡眠というのは、髪の毛の成長にもとても大きな影響を与えてしまうということです。ということは睡眠ということが、白髪の原因にも繋がってしまう可能性が出てきてしまうということにもなるかもしれません
なぜ白髪になってしまうのか?
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白髪というのは本当に嫌なもので、私も初めて白髪を見つけたときは、とてもショックを受けたことをよく覚えています
一般的には35歳前後で白髪などが増え始めるなどとも言われますけれども、やはり年齢差もかなりあるのも事実です
そして白髪になってしまう原因というのも、色々な説があるのも確かです。確実に白髪の原因がこれだ!ということはまだ解明されていないようです。しかし、あくまでもこのようなことが原因で白髪が生えてくるのでは? というのはいくつか存在しています
・加齢(老化) ・ストレス ・生活環境(睡眠など) ・食生活 ・血流不足 ・紫外線 |
メラノサイトの活動低下も白髪の原因
髪の毛というのは通常黒い色をして生えてきます。この髪の毛の色をつけているのがメラニン色素というものになります
ですから結論から言ってしまえば、白髪というのはメラニン色素というものが入っていない髪の毛ということになるんですね
メラニン色素というのは、メラノサイトという細胞で作られます。しかし何らかの理由でメラニン色素が作られなくなってしまったり、作られる量が少なかったりしてしまう。またメラノサイトの活動が低下してしまったりすると白髪となって髪の毛が生えてくる可能性が高くなります
ですから、メラノサイトという細胞にもしっかりと働いてもらう必要がとても大切になってくるということにもなります
白髪改善を目指すのなら、まずは睡眠から見直してみよう
こんな感じで、いくつか白髪の原因というものは存在しています。そして今日着目したいのは、私たちの生活の一部でもある睡眠です
確かに先ほど述べた、白髪の原因とされるものには食生活であったりと色々と病院はありますけれども、睡眠というものもやはり髪の毛(白髪)にとってはとても大事な要素だということです
ですから睡眠の改善をする、睡眠の質を上げるということが、白髪改善にも繋がって行くということになります
睡眠で自律神経を整え、メラノサイトを元気に!
睡眠というのは私たちの体を整える、体をリセットするという意味でもとても大事な要素になります
特に睡眠などは私たちの自律神経などにとても大きな影響を及ぼすとも言われています
そして自律神経というのは交感神経と副交感神経に分けることができますが、自律神経は私たちが生きていくうえで必要な代謝であったり、呼吸、体温調整、内分泌機能、発汗や消化などをコントロールしてくれます
特に自分たちが昼間活発に動いている時には「交感神経」というものが優位になり、睡眠している時であったりリラックスしている時は「副交感神経」が働くと言われています
基本的には交感神経と副交感神経が行ったり来たりして、お互いの働きをこなしているということになります
ですから基本的には副交感神経の時がとても重要だと思います。
逆に交感神経が優位に立ってしまうと次のようなことが起こってきてしまいます
・血管が縮んだ状態になってしまう ・栄養などが身体全体にいきわたりにくい ・老廃物などが排出しにくい ・疲れなどが蓄積されやすい ・ストレスが増える |
このように交感神経が優位になってしまう状態、私たちの体にとってとても良くないことです。
そして睡眠時間には副交感神経が優位になりますから、私たちの細胞の代謝なども活発になり、栄養などもしっかりと届きやすくなることで、メラニン色素を作るメラノサイトを活発に活動させることに繋がるんです
結果、メラノサイトがしっかりと働いて、メラニン色素を作り出すことによって白髪でない髪の毛を作ることができるようになる可能性が高くなります
なので「睡眠の質」というものがとても重要になってくるということなんです。しっかりと睡眠をとることで副交感神経を優位に持って行き、体の細胞レベルで健康にしていくということがとても重要だということになります
睡眠が悪いということは、生活の乱れにもつながりますし、ストレスや疲れが抜けない状態にもなっています。いわゆる白髪の原因である生活環境であったり、食生活などが乱れてしまうことにも繋がってしまいますので、しっかりとした睡眠をとるということはかなり重要だと私は思っています
睡眠の質を上げて頭皮環境を整える
睡眠の質を上げるということは、私たちの体の補修であったり、代謝をしっかりと促しということに繋がります
そして健康な髪の毛を育てるという観点からいくと頭皮環境というのはとても大切なものになってきます
頭皮の汚れなどで毛穴などが詰まってしまったり、頭皮の皮脂がなくなりすぎてカサカサになってしまったり、ストレスなどがたまり頭皮の血行不良を起こしてしまったり、、、結果メラノサイトなどにしっかりと栄養などが届かなくなってしまう
そのようなことが頭皮で起こってしまうとやはり健康な髪の毛を作るというのには、弊害も出てきてしまいます。
メラノサイトでしっかりとメラニン色素を作り出し、そのメラニン色素を毛母細胞へ受け渡すためにも、頭皮の環境というのもとても影響してしまうと思います
私たちが眠っている間は、新しい細胞などを作ったり、傷ついたりダメージを受けた細胞などを修復する時間にもなります。代謝なども活発に行われる時間だということです
特に頭皮の代謝などがしっかりと行われれば、頭皮環境は健康に保たれやすくなりますし、結果として細胞レベルにも良い影響を与えてくれると思います
そして睡眠している間副交感神経が優位になっていますので、 血流なども良くなりますから、体の全体にも栄養素が届きやすくなります
ですから良い睡眠というのは、頭皮環境などを正常に保つことにも繋がっていくということになるんです
良質な睡眠で成長ホルモンを分泌させよう
成長ホルモンというのは、白髪の改善であったり、白髪の予防などにも効果があるのではないかと言われています
成長ホルモンというのは、年齢を重ねるごとに分泌などが少なくなっていきますし、35歳を超える頃から成長ホルモンは急激に少なくなるとも言われています
一般的によく言われるのが35歳を過ぎたあたりから白髪が増えてくる、ということも言われていますので、その部分だけを見ると成長ホルモンというのも白髪と大きな関係をしているのかもしれません
成長ホルモンというのは睡眠というものがとても大事になってきます。
一般的にいわれているのは、午後10時から午前2時の間などがとても重要な時間帯だと言われています
特に睡眠が始まってから3時間程度の間が成長ホルモンの分泌などにとても大きく影響してくるようです
ですからこの3時間の間に、質の良い睡眠に入ることがとても重要になってきます
成長ホルモンというのは、ノンレム睡眠(深い眠りの状態) などで成長ホルモンなどが分泌されると言われています
レム睡眠とノンレム睡眠を人間は繰り返して行なっています。一般的には90分間隔で繰り返しと言われています。そしてノンレム睡眠に入ってから30分程度で成長ホルモンの分泌が最大となるとされています。そしてその時間帯が午後の10時から午前2時だとされています
ですから大事なのか、「睡眠に入り3時間後」なおかつ「午後10時から午前2時」「ノンレム睡眠に入ってから30分後」という三つのポイントが成長ホルモンをしっかりと分泌させるためには重要になってきます
なのでシンプルに考えれば、午後10時から午後11時の間に、質の良い睡眠に入って眠ることが大事だということにもなってくると思います
成長ホルモンというものは子供などでは成長を促進しますけれども、大人などは日中のストレスであったり、体の疲れや、身体組織の修復、体の老化などの進行などを抑制するとされています
年齢を重ねるにつれ、ノンレム睡眠(深い眠り) などがなくなるとされていますし、成長ホルモンの分泌なども少なくなってしまいます。そうすると体の老化なども促進してしまうと言うことにも繋がってしまいます
そうするとやはり髪の毛の成長という観点からも、とても良くないことになってしまいますので、睡眠というのはとても大事になります
睡眠の入り初めの3時間から4時間程度を意識して、良い睡眠を取れるようになる睡眠方法を身につけることが、体を健康に保つ、白髪ではない健康な髪の毛を作ることにはとても重要なことだと思います
質の良い睡眠を心がけよう
このように睡眠というのは,白髪ではない健康な髪の毛を作っていくという上ではとても大事だということがわかっていただけたかと思います
だからこそ、自分の睡眠を今一度見直して、しっかりとした質の良い睡眠を取ることが大事になってくるということになります
規則正しい生活を送る
まずは、規則正しい生活を送ることが大事だと思います。
朝はしっかりとした時間に起床するようにして、夜はダラダラとテレビを見たり、スマホばかりをいじっていて寝るのがついつい遅くなってしまうということがないように、最低でも6時間から7時間程度は取るようにしましょう
初めのうちは難しいかもしれませんけれども、習慣化してしまえば意外とできてしまいますもので、まずはトライしてみると良いでしょう
日中などに軽い運動をする
例えば、毎日通勤などでバスなどを利用しているところを歩いてみるなど、ちょっとしたことから運動を生活に取り入れていくと良いと思います
いきなりマラソンを始める!などといったハードルを上げてしまうと意外と続かなくなってしまいますので、まずはちょっとした運動習慣を取り入れてみると良いと思います
寝る直前などの筋トレなどの激しい運動などは、逆に眠りにくくなってしまいますので 、行うのであれば夕方から夜などにかけての軽い運動が良いかもしれません
就寝時間の3時間ほど前に軽い運動などを行えば、ちょうど眠りに落ちる頃には脳の温度などが就寝に入りやすい状態になりますので、そのような時間帯に運動するのが良いかもしれませんね
お風呂に入るのは就寝の2時間から3時間前
入浴するということも、運動することと同様に、体温などを一時的に上昇させ、寝る頃にはちょうど良い感じに温度が下がり、眠りやすくなるとも考えられます
私も以前服を行っていたのが、寝る直前に入浴する。ということを行っていました。確かに気持ちが良いのですけれども、逆に頭が冴えてしまい、眠りにくかったのも覚えています
ですので就寝時間ギリギリではなく、2時間から3時間程度前に入浴するという習慣を心がけるとよいかもしれません
38°c程度のぬるま湯で230分入浴する、熱めの湯で5分程度の入浴。40°前後のお湯で半身浴などがおすすめだと思います
朝起きたら太陽光を浴びる
人間には体内時計というものが備わっているそうです。例えば朝起床して太陽の光を浴びることで、体内時計のリセットがされると言われています
例えば夜自宅にいて、太陽の光などを浴びていなくても、室内の明かりなどで体内時計が少し遅れてしまうそうです。 ですから夜の光というのも極力少なくすることと、 朝の日光を浴びることで体内時計を正しくリセットすることができます
そうすることで自然と目覚める時間と、夜眠くなる時間が自然に巡ってきますので、それにより質の良い睡眠も取れるようになると思います
まずは朝起きたら、カーテンなどを開けてしっかりと太陽光を浴びるようにしましょう
しっかりとした食生活
最近は朝食などを抜いてしまう人もとても増えたと聞いています
ですからまずは1日の始まりである朝食はしっかりと食べるようにしましょう。やはり一日の始まりのためにも栄養摂ることはとても大事です
そして就寝の直前などに飲食をしてしまう人も控える方が良いと思います。寝る前に食べ物など食べると食べたものを消化しなければなりませんので、色々と眠りの妨げにもなりますので、寝る直前の飲食も控えた方が良いと思います
カフェイン、アルコール、タバコなどは居眠りなどが浅くなりますので、その辺の物も控えるようにした方が良いでしょう
昼寝などを取り入れる
よくお昼ご飯などを食べた後、無性に眠たくなる時があるかもしれません。そのような時には15分程度昼寝をするととても良いと言われています
ただ全ての人が昼寝などを行うのは難しい状況もあるかもしれません。なのでできれば会社の昼休みなど眠気が発生した時は15分程度眠れという選択肢も考えてみるといいかもしれません
室内環境を良くする
やはり良い眠りを行うには環境というのもとても大事になります。例えば眠る環境が騒がしければなかなか良い睡眠を保つのは難しいと思います
室内の温度や湿度なども眠るにはとても大事ですし、部屋の明るさというのもとても重要だと思います。
そして寝床などの暖かさなども大事ではないでしょうか
布団の中の温度などは30°前後湿度は50%などが良いかもしれません。若干薄暗く音がしっかりと遮断できる環境など、自分が良い眠りをすることができるような環境を作ることがとても大事だと思います
寝具などをこだわってみる
最近では寝具などにもこだわる人もとても増えてきました
やはり毎日利用するものですから、枕であったり敷布団であったりと色々とこだわってみると良いと思います
枕一つでも眠りというのは大きく変わりますし、布団の固さなどもその人によって居心地のよいものもあると思います
まずは自分に合った枕や布団などがどのようなものなのか?ということをしっかりと見極めることが大事ではないでしょうか
本日は白髪と睡眠について少し書いてみました。
白髪というのは遺伝や老化などといった要素もとても多いですけれども、生活の一部であるである睡眠というものにも大きく影響してしまう可能性もあります
ですから今白髪に悩んでいる人は、身近に解決できる睡眠という観点から取り組んでみると白髪改善にも良い影響を与えるかもしれません