
髪の毛の悩みで白髪というものがあります。私もそうですけれども初めて髪の毛に白髪を見つけたときにはとてもショックだったことを覚えています
それ以外鏡を見るたびに白髪がとても気になってしまい、この白髪が元通り黒い髪の毛に戻ってくれたらなとよく思ったものです
ではそんな白髪になった髪の毛って元通りの髪の毛に回復するのでしょうか?
元の髪の毛の色は、真っ白
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髪の毛は日本人なのであれば通常は黒いのが当たり前だと思います。実際に生まれた赤ちゃんなどを見ればほとんどの人が黒髪で生まれてきてます
ですが本来髪の毛というのは白いもの何です。
毛母細胞から細胞分裂などをしてその分裂した細胞が新しい細胞などに申し上げられたことによって、髪の毛の形となって毛穴などから頭皮に出てくるのが髪の毛になります。
この初期段階の細胞分裂などの成長過程で、色素細胞(メラノサイト)から分泌されるメラニン色素が髪の毛に注入されることにより、成長した髪の毛が頭皮から飛び出す頃には黒々とした髪の毛となって姿を現すわけです
なぜ髪の毛が黒いのかと言うと、その黒い髪の毛が紫外線などから頭皮などを守ってくれる意味があるそうです。そして活性酸素などを吸収して、細胞などが壊れてしまうのを防いでくれるそうなんです
ですから本来では、しっかりと成長できた髪の毛は「黒い色」として頭皮から生えてくるのが正常だということ
メラニン色素がしっかりと入り込んでいない髪の毛というのがいわゆる白髪という髪の毛になってしまっているというわけです
なので根本的な理由としては、メラニン色素がしっかりと注入されなかった、元々の本来の髪の毛の色のままで入ってきてしまうのが白い髪の毛、いわゆる白髪ということになります
白髪ができる原因は?
白髪ができてしまう原因の一つには先ほども書いた、メラニン色素がしっかりと髪の毛に入ることなく成長してしまった髪の毛が白髪ということです
よく言われるのは加齢や老化などにより、色素細胞(メラノサイト)の働きが衰えてしまい、メラニン色素などがしっかりと作られなくなってしまい、本来は髪の毛にしっかりと入り込まなければいけないメラニン色素が入らないまま白髪となって生えてきてしまいます
色素細胞(メラノサイト)というのは活性酸素などの影響を受けて活動が悪くなってしまうそうです。ですからしっかりとメラノサイトに働いてもらうために、活性酸素をいかに抑えて行くかということが大切になります
もしも今白髪が生えてしまっていても、活性酸素の影響を少しでも少なくすれば、再び色素細胞(メラノサイト)が活動を活発にしてくれて、そのことによりメラニン色素を作ることができるようになり、白髪を回復させることができるかもしれないということです
白髪を黒髪に戻すにはどうする?
よく一度白髪になった髪の毛は元には戻らないと言われています。
しかし実際に私の知っている方では、明らかに白髪が少なくなった人を見たことがあります。
ただ白髪の原因と言っても、一時的に病気的なことでなってしまうこともあるようですから、一概には何とも言えないですけれども、確かに私のその知り合いの方は、白髪が全てなくなったわけではありませんけれども、明らかに白髪の髪の毛に対する割合が減ったのをこの目で見たことがあります
先ほども書きましたけれども白髪にならないためには、色素細胞の働きを活発に戻すことが大事になってきます
色素細胞というのは、 毛根の奥の部分の毛球部分にあるそうです。ですから毛根の劣化を防いで活性化することが、結果的に色素細胞(メラノサイト)も活性化することにつながり、その結果メラニン色素がしっかりと作られ、白髪が黒髪に戻る可能性を持たせることができると思います
ですからいかに活性酸素などを抑えて、毛球部分などを活性化させるということが白髪を黒髪に回復させるにはとても大切なことだと思います
活性酸素を減らす生活を心がける
白髪を黒髪に回復させるには、やはり活性酸素というのがとても大きなキーワードになっているかもしれません
活性酸素というのはいわゆる体を錆びさせると言う、とても私たちにとっては良くないものなので、それをなくすことで白髪を黒髪に復活させる!ということもあながち的外れではないかもしれません
ではどうすれば活性酸素などを減らすことができるのか少し書いてみたいと思います
活性酸素とは )
活性酸素という言葉を以前よく聞いたことがあります。活性酸素などはあまり体にはよくないということをテレビ等でよくやっていたと思います
言われる老化現象であるシミやしわとか、動脈硬化などの生活習慣病などに大きく関わっているのが活性酸素とも言われています
活性酸素というのは、物質を錆びさせる(酸化させる) 酵素と言われています
例えば私たちは意識をせずに呼吸をしていますけれども、その呼吸によって酸素というものを体内に取り入れています。そして酸素と言う物質が私たちの体の中に取り込まれると、そのうち2%程度が活性酸素になってしまうとも言われています
ですからただ毎日の生活の中で呼吸をするだけでも、体の中に活性酸素を発生させてしまっているということになるんですね
しかし活性酸素というのは体内の中で、細菌やウイルスなどを撃退するという役割も担っているそうです。そう考えるとある程度は活性酸素は私たちには必要なのでしょう。
ですが、その活性酸素も増えすぎてしまうと、体に害のない正常な細胞や遺伝子なども攻撃してしまうということだそうです
ですから、活性酸素というのは先ほども述べたように生活習慣病などにも直結してきてしまうということになるんです
ちなみに活性酸素が関わっている疾患というのはこのようなものがあるらしいです
「心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・がん・動脈硬化・肺炎・アルツハイマー型認知症・アトピー性皮膚炎・白内障・リウマチ」など、、、
こう見ると多くの疾患で活性酸素というものが関わりを持ってしまっているというのもわかっていただけるかもしれません
ですから白髪というのも活性酸素の影響を受けてしまっているという可能性もとても高いということは、納得できることかもしれませんね
生活習慣を見直そう
活性酸素から私たち自身を守ると言う防御システムは、私たちの体にもしっかりと備わっているそうです。抗酸化酵素などと呼ばれる物になります
しかし私たち人間は必ず年をとっていきます。年齢を重ねるごとにその防御力なども徐々に弱まってしまうために、活性酸素を防ぎきれずに活性酸素の働きが活性化してきてしまうということになります
シンプルに考えればわかると思いますけれども、若い頃ならそれほど病気などしなかったけれども、やはり年齢を重ねるにつれ体のいろんなところにトラブルを抱えてきてしまうというのはやはり、活性酸素という原因がとても高いということだと思います
アルコールなど摂取しすぎない
アルコールというのは少しの量は体によいともよく言われますけれども、やはり飲み過ぎてしまうというのは体に良くもありません。特にアルコールは体の中で肝臓で分解しなければなりません。
そのアルコールなどを肝臓で分解するときに活性酸素などが発生するといわれています。ですからアルコールを大量に飲めば肝臓がたくさん働かなければならなくなるため、そのために活性酸素なども大量に体内に作り出してしまうということにつながってしまいます
タバコなどは止めて禁煙しよう
タバコの好きな人も多いと思います。あくまでも私の個人的な印象ですけれども、ある程度年齢のいった形でタバコをよく吸う方って、白髪がとても多いというイメージがあります
タバコの煙には有害物質などはもちろんのこと、活性酸素も含まれていると言われています。ですからそのタバコの煙などが体内に入り血液中などに入り込んでしまうと、動脈硬化などの原因の一つとも言われる酸化 LDL( 悪玉コレステロール)などを作ってしまう原因にも繋がります
ですからタバコは結局は百害あって一利なしということにもつながりますし、タバコの煙というのは自分だけでは済まされないことも多いです
他の人が吸い込んでしまえば、その人も体の中に有害物質や活性酸素を取り込んでしまうということになってしまいますので、その辺のことも考えて欲しいと思います
運動をする(軽め)
運動といっても二種類あると思います。一つは激しい運動。しかし激しい運動などをすると活性酸素の発生を促進してしまうと言われています。なぜかと言うと激しい運動などをすると呼吸する回数が増えてしまい酸素などを多く吸い込むことによって活性酸素の発生を促してしまうと言われています
そして反対に軽めの運動は抗酸化作用などの動きを高めると言われていて、そのことにより体の中などで発生した活性酸素などを抑える働きがあると言われます。なのでウォーキングをしたり軽めの運動を意識して生活に取り入れると良いと思います
ストレスを溜めすぎない
現代社会ってストレスがとても多いと思います。ただストレスを溜めすぎることはやはり体には良くないことです。
ストレスを体が受けてしまうと血流の流れなどが悪くなると言われています。そしてその血流が元に戻る時に活性酸素などが発生するといわれます。ですから継続的にストレスなどを感じ続けることが、結果的に体内に活性酸素を溜め込んでしまうということに繋がってしまうということです
ですからなるべくストレスというのは溜め込まないということが、色々な面を見ても大事かなと思います
紫外線はなるべく少なめに
紫外線に当たってしまうと活性酸素が生成されます。よく言われるのが紫外線はシミやシワの原因ともなります。
全く紫外線を浴びないのも良くないと思いますけれども、長時間外出する際はしっかりと日焼け止めなどのスキンケアをすることが大事だと思います
そして、できれば髪の毛なども日焼け止めなどを利用することも大切かと思います
食生活を見直そう
やはり食べ物というのは私たちの体に大きな影響を与えます。ですから日頃の食生活というのは、とても大切になってくるのは言うまでもありません
そして食べ物というのは活性酸素などの働きを抑え込むと言う、抗酸化作用のある成分などをこんな食べ物などがとてもたくさんあったりします
例えばキウイやイチゴ、レモンなどにはビタミン C などが豊富に含まれていますし、 大豆、ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類などにはビタミン E などが豊富に含まれていたりもします。
特にビタミン E というのは、体を若返らせるビタミンとも言われていたり、 ビタミン e やビタミン C にはいわゆる私達の体の酸化を防ぐ働きがあるとも言われています。
その他にも抗酸化作用の強いものとしてポリフェノールなどが有名ではないでしょうか。代表格で言えば赤ワインやブルーベリーなどがよく耳にすると思います。その他にもりんごやココアなどにもポリフェノールは豊富に含まれています。
さらにはカテキンなどが豊富に含まれている緑茶、人参やピーマンなどの緑黄色野菜に多く含まれているベータカロチン。赤い食べ物で代表格なトマトにはリコピンなどがとてもたくさん含まれています。
そして先ほども登場した緑茶や玉ねぎ豆類などにはフラボノイドが含まれていたり、若返りなどでも度々登場するごまなどには、セサミンが豊富に含まれます
またアスタキサンチンと言うカニやエビなどの甲殻類の色素に含まれる成分やキャベツやにんにくなどの含有化合物と呼ばれるものがとても大切になっています
このように書くと、私たちが日々生活する中で食事の中から取り入れるものというのはいかに大切かということが分かっていただけるかと思います
私の三大栄養素と呼ばれるものに、「脂質、炭水化物、糖質」などといわれるものがあります。確かにこれらの栄養素は私たちの体を作っていく上ではとても大切な成分になります
しかしこのような三大栄養素よりも、先ほど紹介したような主食ではない副食的な食べ物に大事な栄養素が多く含まれると言われています
メインの食事ばかりが大切ではなく、野菜であったり、お味噌汁やお漬物、デザートや飲料などに意外と大事な成分って含まれているということです
だからこそ、「バランスの良い食事」をすることが、結果的に体を若返らせる(抗酸化作用)の多い食物を取り入れるということにつながっていくと思います
多いのは、この食べ物がいい!ということを聞いてしまうと、そればかりを食べてしまうということが多いかもしれません
ですが実際には一つの食材で全てが解決するかといえばそのような事は決してありません
例えばテレビでココアが良いと言われれば、すぐにココアなどが品切れになってしまいますし、納豆が体によいと言えば、これまた納豆がすぐ品切れになってしまう・・・
ですが日頃から色々なものを摂取している人であれば、このようなちょっとした話題には飛びつかないと思います
日ごろからバランスを考えて、体を若く保つ(抗酸化力)をつけることが、結果的に体も若返りますし、それが白髪改善して黒髪への第一歩に繋がると思います
一夜にして劇的にカラダが変化することはありませんので、長い目で見て身体の若返りを考えてみると、白髪の進行を止めたり、白髪を減らすことに繋がると思いますので、是非できることから取り入れてみると良いと思いますね