
よく街中のドラッグストアなどの白髪染めを見ていると、ヘアカラーとは別に「ヘアマニキュア」というものも売られていると思います
見た感じなのは同じような白髪染めのパッケージですから、ぱっと見た感じは全く同じように見えてしまいます
市販で売られている白髪染めのヘアカラーとヘアマニキュアというのは、原則的には違うものになっています
白髪染めヘアカラーと白髪用ヘアマニキュアってどう違うのか?
白髪染めと言えば一般的には、髪の毛全体を染めるということになります。そして基本的に髪の毛のメラニンなどを分解して髪の毛を一度脱色して、さらにキューティクルなどを無理やり開かせて、その部分に染料など入れて行き染める、いわゆる「酸化染毛剤」と呼ばれる白髪染めです
それに対してヘアマニキュアというのは、髪の毛の脱色などもしないですし、無理やりキューティクルを開かせるといった科学的な処理は行いません
ヘア「マニキュア」というぐらいですから、 爪にマニキュアでコーティングするように、髪の毛を染料でコーティングするのがヘアマニキュアになります
そして最近のヘアマニキュアは染める成分なども濃いものが利用されていることが多いため、一度使用しただけでしっかりと髪の毛に色がつくようにできています
髪の毛の色自体も2週間とか3週間程度は持続するかと思います
色自体も髪の毛を洗うときなどのシャンプーなどで徐々に落ちていってしまいますし、1、2週間経つとやはり色落ちなども多少気になってくるかもしれません
一般の白髪染めと違い, Bleach なども行いませんし、無理やりキューティクルを開かせると言うことなども行わないので、ヘアマニュキアは髪の毛に対するダメージが限りなくありません
ヘアカラーなどの白髪染めに比べれば、はるかに髪の毛には良いので、そのような部分を見ればマニキュアはとても良いと思います
白髪用のヘアマニキュアのデメリットなどは
先ほども少し書きましたけれども、ヘアマニキュアは一般的な白髪染めのヘアカラーなどとは違い、脱色なども行わず、無理やり キューティクルなどを開いてしまって色を入れるということも行いません
さらにヘアマニキュアは、「1度でしっかりと 色がつく」「髪の毛などにダメージを与えにくい」と言うメリットなどがあります
では白髪染めヘアカラーより、ヘアマニキュアはデメリットなどは存在しないのか?もう人も多いと思います
実際にヘアマニキュアなどをしている人の意見を聞いてみると意外と多いのが「余計なところ(皮膚など)についてしまうとなかなか色が落ちない」というのがあったりします
色が落ちにくいという特徴を持つヘアマニキュアですから,しっかりとそのような対策をしておくことが大事になります
もちろんヘアマニキュアで染める時は「しっかりと手袋をする」ということも大事になります。間違っても素手などでは染めないようにしてください!
手などに関しては、手袋などでカバーはできます。そしてヘアマニキュアなどで白髪染めをする際には、洋服なども汚れているように、100円ショップなどで売られている簡易的な雨合羽などを利用するのも良いかと思います
そして髪の毛を染めるわけですから、髪の毛に近い部分の顔であったり耳などもしっかりとガードするようにしてほしいと思います
もしも顔などについてしまったら、「すぐに洗い流す」ということが大事だと思います。時間が経てばやはり色も定着してしまいますので、余計な部分に付着してしまったのならすぐに洗い流すようにしましょう
皮膚などについてしまった時のために、予め油性のクリームなどを塗っておくのも良いかもしれません。そうすれば多少洗い流すのも楽だと思います
また気をつけたいのは、ヘアマニキュアは染まる力が強いということ。ですから白髪を染めたいと思ってギリギリまでヘアマニキュアをつけてしまうと、根元部分の頭皮までヘアマニキュアがついてしまいます
そうすると頭皮まで染まってしまいますので、ヘアマニキュアは原則的に白髪を全て綺麗に染めるというのは、とても難しいということにもなってしまいますしね
そして、白髪用ヘアマニキュアなどつけてしばらく落ちた後にすすぎますけれども、その際にもしっかりと手袋などはめるようにしましょう。それとお風呂場の床などにも落ちてしまった染料などは念のため、しっかりと洗い流しておきましょう
こう考えると一度で染まるヘアマニキュアは、良い面もあれば悪い面もあるということ。確かに一度だけでしっかりと色は着きますけれども、色がしっかりとつくということは、着色力が強いということ
ですから余計なところに染料などがついてしまうと、早めに落とさないとなかなか落ちにくいということにもなってしまいます
こう考えるとやはりヘアマニキュアより、染まる回数は少しかかってしまいますけれども、白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントなどの方が圧倒的に楽かなと思いますね